豊臣秀吉が天下統一の拠点として築城した初代大坂城は、「三国無双の城」と讃えられる豪壮華麗な城であったと伝えられています。しかし、1615年の大坂夏の陣で豊臣方が敗れた後、豊臣大坂城は徳川幕府により大量の盛り土で地中に埋められてしまいました。
大阪市では、大坂夏の陣から400年を機に、秀吉が築いた初代大坂城の石垣を掘り起こし、激動の時代を物語る豊臣石垣の公開事業に取り組んできました。そして、皆様のご協力のもと、豊臣石垣公開施設の工事が完了し、令和7年4月にオープンした施設が「大阪城 豊臣石垣館」となります。
豊臣石垣館の外観
ガイダンスルーム
石垣展示ホール
シアタールーム